今回は苦手な食べ物についてのお話です。
突然ですが、私が一番苦手な食べ物は?それは牛乳です!
牛乳と言えば、給食の定番。その定番の牛乳が、私は全く飲めません。
小学校の給食時間は、苦痛の時間。放課後まで机上に牛乳が置かれてる事が多かったです。
苦手な理由の一番は、匂いです。
当時は、給食は残さず食べる、という風潮でした。
なので、先生も家族も何とか飲めるように、あれこれ工夫してもらったようです。
が、結局一滴も飲めず、学校自体も苦手になりました。
その後、牛乳アレルギー?!との診断書を提出するに至り、学校に行く事の拒否や給食時間の苦痛も軽減しました。
今更ですが、本当にアレルギーなのか?自分でも疑問です?!
実は、今では、生クリームにチーズ、ヨーグルトも食べられます。
但し、メーカーにより食べられないものもあり、微妙ではありますが…。
そこで、日々の支援を思い返しました。
HEROESの皆さんの苦手な食べ物、人それぞれです。
苦手な理由も、自閉症の特性に関わる部分が大きいと感じます。
匂い、見た目、触感など感覚によるもの。こだわりやイメージ、パターンによるもの。
例えば、苦手なものを残す事が出来きなくて苛立ちに繋がり、食事場面自体もが苦痛になる事も予想されます。また、特定のメーカーの同じものを食べるというのは、もちろん味が好きというのもあるでしょうが、同じで変わらないという安心感もあるのかもしれません。
食べる事は、興味関心の強い方が多いです。
私も食べる事、大好きです!
苦手な食べ物の克服は健康面や生活上支障がなければ、必要ないと思ったりもします。
とはいえ、苦手の理由を探る事は必要だと感じます。
何より食事場面の良いイメージが持てる環境作り、好きなものに注目する事、これからも大切にしていきたいと思います(*^^*)
追伸☆
ところで、皆さん私の好きなものは?覚えていますか?
石田好美