ホタルとゴキブリの命の価値を比較します。
おそらく多くの人はホタルの死は儚く、ゴキブリの死は喜ばしく思うと思います。
落合陽一さんという人がいて、彼はある実験をしました。
ゴキブリのお尻を電気で点滅するようにして、暗い部屋の蚊帳の中に、その改造されたゴキブリ200匹程度を放ちました。
その中に入れられた人間(中にいるのはホタルでなく、ゴキブリと知っている)は、最初は躊躇しますが、次第にそのゴキブリを手に載せるまでになります。※youtubeで見れます。
ここにホタルとゴキブリの命の重みに対する旧来の価値観が変容していく様子が見られるかと思います。
この実験では、外見的な要因で価値観が変容していますが、価値観の変容の原因はそれだけに留まるとは限りません。
私が日々接する方の知性や優しさ、律儀さ、几帳面さといった目に見えにくい要因によって、私の価値観が変えられるということは、確実に起こります。
そのことで、私の見方が変わります。
そして、私はより、彼らを信じるようになります。
そして、私の信じることを確信に変えるために学ぶようになります。
学ぶことで得た知識で、考える時の視野が広がります。
そして、そのことで、ありがたいかな、私の人生は少しずつ豊かになるような気がします。
しかし、ここまでは自己満足です。ただ自分がいい気持ちになっただけ。
皆さんに何とか還元したいと思います。
牧得生