こんにちは醸造担当の中大路です。
今回は私の好きなものの話です。
私はヴィンテージバイクが好きで、1982年式のKAWASAKI Z750GPに乗っています。
このバイクは当時では珍しいDFI(デジタルフューエルインジェクション)を装備したバイクでした。インジェクションとは最適な混合気をコンピューター制御でつくるので、燃費がいいとか調子が悪くなりにくいとかメリットがあるみたいですが、メンテナンスが自分では出来ないのが何か嫌でキャブレターに変えたいと思っていました。
少し前から冬になるとよくエンストやプラグかぶりが多発するようになり、調べてみるとDFI故障の可能性があり、修理部品も手に入らないので、ゼファー750のキャブレターを流用してインジェクションからキャブレターにカスタムする事にしました。
キャブレター、ハンドルスイッチ、ハイスロキット、パワーフィルター、ブローバイフィルターなどこつこつと必要部品を揃えていき、先日とうとうキャブレターに変更しました!
パワーフィルターにした事で見た目もすっきりして大満足です。
ですが、アイドリング時と低速走行時は調子よくエンジンがまわるのですが、アクセル全開時にパワーダウンしてエンジンがとまりそうになります。バイク屋さんに聞いたところ、バクダンキットという何やらいいジェットがついているらしいのですが、そのジェットはガソリンがどっと出る構造になっている為、混合気が濃い状態になっているとの事でした。自分のバイクに合ったセッティングを出す為にジェットの番手を変えていって何度か試走してベストな状態を探っていくしかないようです。街乗り程度は問題なく走行できるので、ちょこちょこ手を入れていくつもりです!
中大路 修平